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飛び回る小鳥たち

07/27(Sat)

スイスアルプス絶景の旅路 ー2ー ベルニナアルプス

マイエンフェルトから、バスはライン河をさかのぼって南に走り、
村が絶えて次第に荒涼とした景色に変わり、やがてユリア峠に達する。
「ユリア」の名は、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)からというのは俗説で、
ケルト人の神の名前からとったということらしい。
ユリア峠1   ユリア峠2

ユリア峠を越えサンモリッツを通ってディアヴォレッツァに到着。


ベルニナアルプス
 
 約900mの標高をロープウエイに乗って一気に上がると、
標高は2978mのディアヴォレッツァ展望台に到着する。 

ピッツ・ベルニナやピッツ・パリュなど4000m級の名峰とモラッチ氷河広がる白銀の世界だ。

    ベラビスタ3922m        ピッツ・ベルニナ4049m    ピッツ・モルテラッチ3751mベルニナアルプス1 

           
 ベルニナアルプス2   ベルニナアルプス3
       ピッツ・バリュ3905m                    氷河の切れ目      

    ベルニナ花1      ベルニナ花2

ディアヴォレッツァ展望台にある山岳レストラン。
料理が出てくる前の紙製ランチョンマットに、 ベルニナ連峰の全体写真とそれぞれの山の名、
そして、山に住む妖女ディアヴォレッツァの 伝説が日本語で書かれていました。
このレストランを日本人客が多く利用しているという証しですね~。 
伝説の話は続きでご覧ください。

「伝説の話」  続きは 


伝説「ディアヴォレッツァ 絶世の美しさをたたえる妖女」 紙製ランチョンマットより

むかし、むかし、あそこの上の方に、きれいな山の妖女が棲んでおったということじゃ。
ずっと上の方、カプチュオーレとムント・ペルスの間、巨大な岩や岩石堆積場に囲まれた
岩窟城でな、花の咲き乱れる山の草原のど真ん中で、そこの深みのある青い湖には
太陽の光が照り返し、元気なアルプスカモシカが群れをなして生え繁った草をはんで
いる所だったそうじゃ。イワシャコが天高く飛び揚がっては、さえずり、また優雅に舞い
降りて来ては、草地やらあちこちで鳴きちらちておってな。そのかたわらでは大きな目
をしたユキウサギが眠りこけて夢をみて、その挙句、なにかの拍子にびっくりして跳び
あがり、たちまちあちこちへ跳び去ってしまうような所だったそうじゃ。

そのきれいな山の娘を狩人達はほとんど目にすることもなかったのじゃが、たまに見た
としてもほんの一瞬のことだったのじゃ。そして、この娘がムント・ペレスの岸壁の囲いを
越えて、向かい側の”レイ・ダ・ラ・ディアヴォレッツァ”の湖へ行って、そこで水浴びをする
様子を、目を見張って垣間見るのを楽しみにしておったそうじゃ。ところがだ、若い狩人達は
この娘にすっかり夢中になってしまってな、その挙句、用心することもすっかり忘れて、
大胆になってしまったんじゃ。狩人達は、アルプスカモシカの群れがいつも護衛いている
この娘の後を、岩場を通り越えて、その向こう側の岩窟城までつけていったということじゃ。

そこで一体なにがおきたのか、確かなことは誰も知らんのじゃ。狩人達は、ムント・ペレス
(失われた山)で一人また一人と、次々いなくなってしまったのじゃよ。若い狩人の仲間の
一人で、威厳があって堂々としたアラッチュも、ある日狩りに出かけたまま、戻って来る
こともなく、村から姿を消してしまったのさ。皆であちこち探し回ったのじゃが、ムダに
終わってしまってな。結局のところ、ペレスの氷河の割れ目に落ちてしまったのか、それとも
どこかの岩場から落っこちてしまったに違いない、と思わざるを得なかったんじゃ。それと
言うのも、ベルニナ山塊あたりに、夜のとばりがおりる頃までおると、どこからともなく、
”モルト・アイス・アラッチュ”(アラッチュが死んでしまったよ)、と風が運んでくる妖女
ディアヴォレッツァの悲痛な声が聞こえてくるということじゃった。

こんな話しが代々語り継がれてな、そのたびにベルニナ連山のアルプ・モルテラッチュ盆地
の美しいアルプス牧草地のことが取りざたされたんじゃ。だがな、妖女(ディアヴォレッツァ)
は、氷河が下へ伸び麓の谷に向かって、氷と石ころが牧草地を覆うまで、決しておとなしく
なることはなかったんじゃ。そしてある日、”ダヴェント・ダル・ムント・ダル・ペレス”と悲しみ
の叫びをあげて、この土地を去ってしまってな、それ以後二度とその姿を見せることは
なかったと言うことなんじゃ。

次回は「サンモリッツ~グリンデルワルト」です。
(20130727  )

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