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 ソチ冬季オリンピックもまもなく終演が近づいてきました。
皆さんはどんな競技でどんな選手に感動と元気をもらいましたか?

21日女子フィギアスケートフリーでは、ショートで大失敗した浅田真央選手の
完璧な演技に多くの人が感銘を受けたことと思います。
浅田選手に限らず、今回、女子フィギアのショートで上位選手は、フリーでも
ミスが少なくハイレベルの素晴らしい競技が見られ全員アッパレでした。

ところが、いつもフィギアは採点問題で“不正な採点”などと疑惑が話題になります。
フィギアは技術の基礎点以外に、GOE(出来映え点)やプログラムコンポーネンツ
(演技構成点)で採点されますが、後の二つは審査員の感性にゆだねる部分もあり
難しいところでもある気がします。
又、裏で権力者の力が採点に働いたとの噂が出たりすることがあります。

ライバルとなる相手国の選手が失敗することを期待するような報道やツイッター。
ひたすら厳しい練習を積み重ね、オリンピックで納得のいく演技をしようと努力す
る選手たちに、採点問題や相手国から何らかの圧力で振り回されてしまうことは、
とても気の毒なこと。 可哀そうなことですよね。

そもそもオリンピックのメダルは何のためにあるのでしょうか?
最も優秀な成績を挙げた個人または団体に対し、その栄誉を称え授与される
賞牌 とありますが。
世間では、国別に金メダルを何個取ったとか・・・。メダルの色と数ばかりを追い
求め優劣を決めることに重きを置いているように見られます。
メダルは、日頃の厳しい練習に耐えて努力し、競技でその成果を発揮するため、
目指す目標としての価値があるとは思うのですが。
だからといって、メダルを取れなかった4位以下の選手の努力が決して劣っている
と単純に決めつけるわけにはいかないでしょう。
不運にも納得のいかない悔いの残る結果は残念なことですが、オリンピック競技に
参加できるまでの道のりは決して無駄ではない筈。暖かく見守ってあげましょう。

オリンピックはメダルの獲得で国と国の争いをする場所ではない筈。

アルペン競技などでは、自分より良い成績を出したライバルとなる他国の選手に
抱き合って祝福していますね。

他国の選手にプレッシャーを与えるツイートを、同じ国のツイッターがそれを
諌めるツイートあったりするのは救われた思いがします。

男子フィギアのプルシェンコ選手が腰痛で本番直前でリタイヤしながらも、
15分も立たないうちにメダルを獲得した羽生などの三選手に「おめでとう!」
と祝福のツイートがありました。他国選手の競技に賞賛のツイートがあるのも、
国の垣根が取り払われて好感が持てます。

浅田選手のショートで失敗しながらも、くじけずに、見事なフリー演技に感動し、
元気をもらいましたか。

メダルを取れなくても、自分の納得いく競技が出来て涙する選手に感動しましたか。

失敗して悔しい思いで、再びリベンジを誓う選手の言葉に心打たれましたか。

クロスカントリーでスキー板が折れても頑張るロシア選手に、カナダのコーチが
新しいスキー板を渡し応援した光景に感動しましたか。

一流バイオリニストのタイの選手が、女子大回転でもっとも遅いタイムで
フィニッシュした。最下位ながらも、その表情は晴れやかで喜びに満ちていたと。

「勝つことではなく、参加することに意義があるとは、至言である。人生において
重要なことは、成功することではなく、努力することである。根本的なことは、
征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。」
とはクーベルタンの述べた「オリンピックの精神」でした。

オリンピックは、国のため、災害被災地のため、支援していいただいた人のため
との思いを背負って、この日のために、ひたすら厳しい練習を積み重ね努力し、
コンディションの調整、メダル獲得への期待、観客の大声援、マスコミの過剰な
報道、これらの重圧に耐えて精一杯、競技して繰り広げるアスリートたちのメーク
ドラマは、まるで自分の事のように、時に喜び、時に悔しさを味わい、時に国を
越えた友情に熱き思いを抱き、感動を受け、勇気と元気をもらいましか。

メダルが取れなくても、感動と勇気と元気をくれた選手には、別の意味で
本当の金メダルかもしれませんね。
  
感謝の意をこめて選手全員に大拍手しましょう。

(20140221 )

テーマ : ソチオリンピック - ジャンル : スポーツ

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