御嶽山噴火災害に思う

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 数年前に尋ねた御嶽山の紅葉です。
御嶽紅葉
写真は以前に、御嶽ロープウエイ飯森駅から黒沢口登山道を上り、
森林限界を超えたあたりで撮影した1コマです。
この日は結局、予定外でしたが頂上剣ヶ峰に登頂しちゃいました。

山の紅葉はスケールが大きく、この壮大な絶景に魅了され
又、山へ行こうという気持ちを駆り立ててくれますね。

しかしながら、
悲しい出来事の2014年9月27日御嶽山噴火から2週間余り、
戦後最悪の火山被害となってしまいました。
10月14日現在で、死亡56人、行方不明7人となっているが、
入山届けを出していない人もおり、犠牲者はもっと多いかもしれません。

千人を超える警察や自衛隊の救助隊が二次災害の危険を感じながらも、
行方不明者の捜索に挑んでいる姿には有り難く感謝の念に堪えません。
銃を持たない自衛隊の活動が国民を守る本来の姿と感じとるものです。

ところで、死亡ではなく心肺停止の状態と発表されるのは何故だろう?
市街地では心肺停止したとき、一刻を争ってAEDを使い蘇生を行うように
しています。
なのに、噴火後、心肺停止して数時間、数日間も過ぎているのに・・・。
死亡ではないのでしょうか?死因のほとんどが損傷死でしたが。

死亡と心肺停止の違いを調べてみることにしました。

心肺停止とは
「心臓停止」(心音が聞こえない)と「呼吸停止」の状態。
蘇生の可能性が残されている状態ですが、現実的に蘇生率は
約4分で50%、10分後の蘇生率はほぼ0%と言われています。

死亡は
心肺停止に加え、さらに「脈拍停止」、「瞳孔散大」(瞼を開けて
対光反応がない)を、医師が診断して初めて死亡が確定します。

死亡が確定するとどうなるか?
・戸籍が抹消される。
・健康保険が停止となる。
・相続などの手続きが開始され、死亡者の財産は無くなります。

もし「心肺停止」=「死亡」であるとした場合
・事故などで心肺停止状態になると死亡したことになります。
・心臓の手術などで人工心肺を使用して心臓と肺の機能を一時的に
 停止させると、
心肺停止状態となり、この時点で手術中の人は死亡
 したことになります。

死亡となると、これらの人は、相続などの法律上の手続きが開始され
財産は無一文になってしまい、健康保険も停止されるので、心肺停止
状態以後の人工呼吸や心臓マッサージなどの医療費を支払うことが
出来ません。結局、蘇生の可能性があっても蘇生措置が行われなく
なってしまうのです。
また、戸籍も抹消され選挙権も被選挙権も無くなってしまいます。

故に、法律上から日本では、医師の診断によって死亡が確定することに
なっているのでした。

しかし、明らかに体が千切れている、(頭部、体幹の離脱)、ミイラ化、白骨化、
死後硬直、死斑、全身が腐敗しているなど、誰が見ても死亡していることが
分かる場合や観察結果から死亡が明らかな場合にはどうなのでしょう?
この場合は「社会死」といって、救急隊でも「死亡」と判断して警察に引き継ぐ
こともあるということでした。

噴火後、大型台風が二つも日本に来襲しました。
まだまだ、取り残された犠牲者の方の少しでも早い救助を願うと共に、
亡くなられた犠牲者皆さんのご冥福を心よりお祈りいたします。


(20141014
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